芒果布甸/Mango pudding



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 真一とのだめの唇が、ゆっくりと音を立てて離れる。


 のだめはまだ瞳をとじたまま、ふぅっと息を吐くと、真一の肩に頭を預けて呼吸を整えている。


 のだめの髪を優しく撫でながら、真一も呼吸を整える。


 二人の唇は赤く、火がついているように熱い。


 「のだめ、大丈夫か?」


 「……はい……」


 「少しは慣れた?」


 「……そんなこと、わかんないデス……」


 「でもお前、結構積極的だったぞ?」


 「……そんなこと……知りまセン……」


 「じゃあ無意識でやってるんだ?
 お前ってそっち系の能力、高いのかもな」


 「……そっち系って?」


 やっと呼吸を整え、真一の言葉に不思議そうに顔を上げて尋ねるのだめに、真一はのだめの耳に唇を寄せ、ささやく。


 「ん?えっち系?」


 「……もうっ!」


 真一の言葉にふくれたのだめは、両手でこぶしをつくって、真一の胸を叩く。


 「痛てーな!」


 真一は笑いながら、のだめの両手首を掴むと、のだめの瞳をしっかりと見つめる。






 Virgin Snow 6






 のだめを見つめる先輩の目、すっごくえっちで……、のだめは背筋がぞくぞくっとしまシタ。


 実はさっき、耳元で"ん?えっち系?"って低い声で囁かれたときも、ぞくぞくって身体が震えちゃったんデスけど、先輩に気づかれてないカナ?


 ふぉ?また先輩の顔が近づいてきまシタ。


 のだめの瞳を見つめながら、先輩の指がのだめの頬をすうっとなぞって、そのまま耳をゆっくりと触りながら、唇が近づいてきたカラ、のだめはまた目を閉じて、両手で先輩につかまりまシタ……。








 真一の舌が、のだめの唇をゆっくりと撫でる。


 舌先でそっと、触れるか触れないかのぎりぎりのところから、焦らすようにゆっくりと撫でてゆく。


 のだめは気持ちよさそうに"はぁっ……"と息を吐き、唇を緩める。


 少し開かれたのだめの唇から、真一の舌先が徐々に唇の内側へと侵入し、撫でてゆく。


 その動きに、のだめの唇はどんどん緩められていき、気がつけば開けられた唇から、のだめの可愛い桃色の舌が突き出されていた。









 のだめの唇が、身体が、徐々に柔らかに緩んでいくのを感じ、俺はのだめが少しずつ自分のものになっていくような喜びを感じていた。


 俺に身体を預け、舌先で撫でてゆけば気持ちよさそうに唇を開放してゆき、ついにのだめの舌が顔を出す。


 まずはそっと舌先で触れる。


 一瞬驚いたようにびくっと震えるが、俺がそのまま離れると、再びのだめの舌が、俺を求めて伸ばされてきた。


 少しずつ、舌先でのだめの舌を撫でて慣らしてゆく。


 のだめの舌が緊張から緩んだのを感じ、俺の舌を絡めてみる。


 ゆっくりと、撫でるように舌全体を愛撫するように絡めていけば、のだめも徐々に俺の舌に絡めてきた。









 ゆっくりと絡み始めた舌が、徐々に激しく絡まってゆく。


 のだめの両手は真一の髪に差し込まれ、キスに連動するように真一の髪をかきまぜる。


 真一は、左手でのだめの腰を抱き、右手は背中をゆっくりと撫でていたが、脇腹をかすめて前に回すと、そっと首筋を撫でながらずっと触りたかった、豊かな胸のふくらみへと、指をのばしていった。









 これがフレンチキスっていうんデスね?


 パリの街中でこんなキスをしているカップルをたまに見かけマスけど、これは……のだめには街の中でなんて、絶対に無理デス。


 立っていられまセンもん。


 先輩の手がのだめの身体を優しく撫でてくれマス。


 とっても気持ちいいデス。


 あ……先輩の手が脇腹を掠めて、のだめの胸の谷間をゆっくりと上下してマス……。









 「あっ……」


 俺の手がのだめのふくらみを包み込んだ途端、のだめの舌の動きが止まり、小さく声が漏れた。


 でも、俺の手を拒否するわけではないようだ。


 俺はのだめの様子をうかがいながら、胸への愛撫を進める。


 初めてふれたそこは、予想以上に大きく、俺の大きな手にも余るほどで……。


 俺は高まる期待に押し潰されそうになりながらも、焦らず、ゆっくりと進める。


 まずは外側から円を書くようにゆっくりと撫でる。


 のだめは、小さく浅い呼吸を繰り返している。


 快感を逃そうとしているのか?


 もっと熱くさせたい。俺以外のことを考えられないくらいに。


 「あっ、せんぱ……だめ……」


 「……お前の胸、柔らかくて最高に気持ちいい。
 もうちょっと触ってもいいか?」


 「……はい……」









 先輩にえっちな目でそんなこと囁かれたら、のだめ断れまセン。


 それに……のだめもすごく気持ち良くて、止めてほしくなかったし。


 先輩の大きな手が、のだめのおっぱいを優しく撫でてくれて、すごく気持ち良くて、のだめはそっと目を閉じまシタ。


 先輩の手が徐々にのだめのおっぱいの中心に向かっていきマス……。









 「あんっ、あっ……」


 真一の指先がのだめの胸の中心のたちあがりを掠めた途端、のだめの口から初めて、嬌声が上がった。


 真一は、頬を赤らめて嬌声をあげるのだめの姿に、一気に下半身に血が集まるのを感じる。


 指先で何度ものだめの胸のたちあがりを撫で擦り、その可愛い姿を目に焼き付ける。


 「せんぱいっ……あんっ、だめデス!」


 のだめは自分の身体を支えられないのだろう、そのまま俺のほうへ倒れ込んでくるので、しっかりと抱きしめた。









 「……お前ってこんな可愛かったのな……」


 「……や、やめてくだサイ」


 「ほら……、普段はずうずうしいくせに、こういうときはそうやって照れるんだ……」


 真一は自分の胸に倒れ込んで顔を埋めているのだめを両肩を掴んで起こし、顔を覗き込む。


 「お前、可愛いすぎ……」


 「……先輩のいじわる……」


 「……なんでだよ?」


 「だって……そんなこと言われても、どうしていいのか……困りマス……」

 真一は、そんなのだめの可愛い姿に胸に温かいものが溢れてきて、本当はそのままずっと抱き合って、キスをして、身体を触っていたかった。


 でも、このまま続けていると止まらなくなりそうだったので、ありったけの理性をかき集め、今夜はストップをかけることにする。


 「そろそろ寝る?それともずっと起きていたい?」


 真一が笑いながら冗談めかしていうと、のだめは顔を真っ赤にして怒る。


 まるで夜の二人は、昼間の関係が逆転してしまったかのよう……。









 真一に手を引かれ、頬を赤らめたのだめがベッドまでやってきた。


 「お先にどうぞ?」


 真一に促され、のだめが恐る恐るベッドに入る。


 続いてベッドに入ってきた真一は、のだめの横に横たわるとのだめの上に覆いかぶさる。


 「ぎゃ、ぎゃぼっ!」


 「ん?腕枕、夢なんだろ?」


 真一はのだめの頭を抱えると、自分の左腕にのせ横たわる。


 右手でのだめの背中を抱き、自分のほうへ横向きにさせると、優しく髪を梳き、落ち着かせるように話しかける。


 「……静かだな」


 「はい……」


 「ドキドキしてるんだ?」


 「はい、すっごく……。
 心臓が口から飛び出そうなくらい……」


 真一はのだめを優しく見つめ、微笑むと、


 「じゃあ、よく眠れるようにおまじない……」


 そう言ってのだめの唇に優しいキスをした。


 二人の唇は、離れがたそうで……。


 それでも心地よい余韻を残した優しいキスに、心は穏やかで。


 「おやすみ、また明日」


 「おやすみなサイ……」


 のだめは真一の左肩に顔を埋め、目を閉じた。










 夢みたいだけど、夢じゃない。


 今、のだめは先輩に腕枕をしてもらって、先輩のベッドで眠りにつこうとしていマス。


 腕枕って……、結構固いんデスね?


 それに……、すっかり力をかけていいものなのか、結構気を使うというか……。


 でも、先輩の腕はたくましくって、やっぱり男性なんデスね。


 はうん……素敵デス。


 先輩がのだめのこんなに近くにいてくれて、大好きな香りに包まれて、朝まで眠っていいんだなんて……。


 "のだめの夢、かないまシタ……"


 真一のおまじないが効いたのだろうか、左肩にのせられたのだめからは、規則的な呼吸音がきこえてくる。


 "はぁ、今夜俺は、なかなか眠れそうにねーけど……"


 真一は小さくため息をつきながら、しかし昨日から新しい発見を幾つも与えてくれるのだめの可愛いらしさに、胸を温かくしながら眠りにつくのだった。



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