芒果布甸/Mango pudding



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 のだめは今日もいつものようにワンピースを身につけていた。


 オクレール邸への訪問だったから、いつもより大人っぽいカシュクールタイプ、ノースリーブのラベンダー色のドレス。


 左腰に結ばれたリボンを解き、脇の下から腰の中ほどまでのジッパーを下げると、肩からすとんと外れたドレスが足元に落ちる。


 のだめは俯いたまま、ストッキングも脱ぎ下着だけの姿になると、両手を胸の前で組み、俯いたまま呟く。


 「まだ、のだめが自分で脱ぐんデスか?」


 「できれば……」


 真一はソファーに深く腰掛け、右手を頬にそえたまま目を逸らさずに答える。


 のだめは少し怒ったような瞳で真一を見つめたあと、諦めたようにため息をつく。


 両手を後ろ手にまわし、ホックをはずす。


 ぱすっ。


 解き放たれた豊かで美しい双丘に目を奪われた。


 何度も抱いて、見慣れているはずのそれは、白く艶やかに輝いており、丘の頂には初々しい蕾が魅力的な桃色に染まって真一を誘う。


 真一はのだめの腰に両手をかけ、少し強引に引き寄せると、ソファーに膝立ちにさせて、のだめの乳房を顔に近づけた。


 「綺麗だ……」


 俺は素直に、心のままに呟く。


 のだめは両手を俺の首にまわし、少しあごを引いて真一の瞳を覗き込む。


 「からかってるわけじゃないんデスね?」


 俺はのだめの顔を見上げ答える。


 「マジで……。嘘みたいに新鮮だし……。
 なぁ、触ってもいい?」


 「だめデス……」


 のだめはとろけるような瞳で俺を見つめて言う。


 「だってずるいデス……のだめばっかり……」


 「じゃあ、俺も脱げばいいの?」


 真一の美しい唇の口角がすっと上がり、のだめをからかうように囁く。


 「真一クンのことはのだめが脱がせてもいいデスか?」









 のだめは俺のタイに両手をかけ、真剣な眼差しで結び目を緩めると、シャツから抜き取る。


 しゅっ。


 「はぁはぁ……」


 「おい、鼻息荒いぞ……」


 「だって、真一くんに邪魔されずにこんなことするの初めてだカラ。ついつい興奮しちゃいマス……」


 軽口を叩きながら、俺のシャツのボタンを外していくのだめに、ついついちょっかいを出したくなって、首筋にキスしようとしたが生意気にかわされた。


 「だめデス。じっとしててくだサイ?」


 「じれったいんだよ。もっとスピード上げろ……」


 「いいじゃないデスかー、今日は真一クンのペースにはさせまセンよ?」


 やっとボタンをすべて外し終わると、のだめはシャツをはだけさせて俺の胸板に両手を這わせる。


 「はぅん……素敵な胸板デスね……」


 両腕からシャツを引き抜き、やっと上半身裸にになった。









 のだめががちゃがちゃとバックルを外し、ジッパーを下げると、俺はのだめに言われるがまま、立ち上がって服を脱ぎすてる。


 「全部脱いでくだサイ?」


 「え?俺が先かよ」


 正直、まだパーフェクトとは言い難い形状のそれを出してしまうのはかなり抵抗がある。


 でも、のだめはどうしてもと言って引かない。


 「経過観察デス」


 「変態……」


 のだめは完全に酔いが回っているのだろう、先ほどまでの恥じらいとか戸惑いなんてものは全然感じられず、完全にこの行為を楽しんでいる。


 もう、どうにでもなれと一気に脱ぎさり、生まれたままの姿になると、もう一度ソファーに腰を下ろした。









 のだめは俺の両足の間にぺたんと座り込むと、両手を俺の太ももに這わせ、ゆっくりと付け根まで指を伸ばし、触りはじめる。


 「のだめ……、真一クンのこれ、大好きデス……」


 俺を見つめてそう呟くと、のだめはそのまま顔を埋めてゆく。


 「うっ……」


 まだ柔かい先端を、唇と舌を使って、まるでキャンディーでも味わうように、のだめは恍惚の表情を浮かべ弄ぶ。


 俺は声が漏れるのを堪えているが、それがのだめの口内でぴくりと反応するたびに、アイツは顔をあげ、俺の表情を確認する。


 のだめの緩みきって欲情した瞳に見つめられると、さらにまたそれは質量を増してゆく。


 ぴちゃぴちゃという淫靡なのだめの舌使いの音とアロマの甘い香りに、俺は自我を解き放ち、溺れていった。









 「ああっ!」


 のだめに咥えられたまま、俺は果てる。


 気がつけば根元に埋められたのだめの頭を両手で抱え込み、俺は嬌声をあげていた。


 ぐったりと脱力してソファーの背に体重を預けると、果てたそれをぺろぺろと子猫のように舐めていたのだめが、ゆっくりと俺の膝の上に跨がり、その細い腕を俺の首に回して抱きついてきた。


 「真一クン、気持ちよかったデスか?」


 「……最高……」


 「素直な真一クン、可愛いデス。
 今日はいつもと違って、いっぱいイイ声が出てまシタよ?」


 小首をかしげて上目使いでそんな生意気な口をきくのだめに、俺の欲望は一気に火がつく。


 「その台詞、後でそのまんまお前に返してやるよ」


 「ぎゃぼっ」


 俺は抱きつくのだめを抱えたまま立ち上がると、ベッドへと向かった。









 俺たちはベッドの中央で、抱き合ったままもう一度キスを始める。


 先ほど交わしたような夢中で貪るキスとは違う。


 俺の唇で、もう一度のだめの唇の感触を確かめながら、それを刻み込んでいくのだ。


 なぞって、はさんで、吸いついて、またなぞる。


 そんな繰り返しが、どんどんのだめの感度をあげていく。


 のだめはあごを上げて唇を開いたまま、なすがまま、ねだるように喉を鳴らしている。


 突き出してきた舌を絡みとってやると、さらにねだるように腕をぎゅっと俺の首に絡め、腰を俺に押し付けてきた。


 「はぁ……」


 絡めていた舌を解き、のだめを見下ろすと、恍惚の表情でのだめが囁く。


 「真一クン……早くのだめに触ってくだサイ……」









 真一はのだめの瞳を見つめながら、まず両手を顔にあて、頬から輪郭を確かめるように指を滑らせる。


 あごの下からうなじ、耳の後ろと指を滑らせると、アイツはくすくすと身をよじってくすぐったがった。


 「ここ、感じない?」


 「気持ちいいデスよ?でも、今日の真一クンの触りかた、そういうのじゃないっていうか……」


 「うん……そうかもな」


 のだめの両手を掴んで頭の上に上げさせ、二の腕をさすりながら唇で首筋をなぞる。


 「はぁっ……」


 のだめが声を漏らしながら、仰け反る姿が、まるでスローモーションのように映った。









 唇を首筋から鎖骨を辿って徐々に双丘へと近づいていく。


 それと同時に腕をさすっていた両手も、脇を辿って乳房へと滑らせれば、のだめの口から漏れる吐息は熱を帯び、浅く速くなっていく。


 双丘の谷間に唇を滑らせ、乳房の輪郭をなぞるように外側から内側へと手のひらを滑らせてゆく。


 「あんっ……はぁ……」


 蕾に触れるか触れないかのところを、掠めるように滑らせれば、のだめはその豊かな乳房を俺に突き出すように、さらに頭を仰け反らせる。



 蕾の輪郭を、片方は指で、もう片方は舌先で掠めるように辿れば、さらにのだめからは吐息が零れる。


 もっと強い刺激を求めて、揺れるのだめの白い身体を右腕でぎゅっと抱きしめ、左手で片方の乳房を鷲づかみにすると乱暴に揉んでやり、もう片方は唇で蕾を挟み込み、舌先で強い刺激をおくる。


 「あんっ!あああんっ……」









 真一の唾液で濡れたのだめの白い乳房と桃色の蕾は、てろてろと鈍く光る。


 蕾ははちきれんばかりに膨らみ、少しの刺激を与えるだけで、のだめの口からは面白いほど嬌声が上がる。


 飽くことのないのだめの豊かで美しい乳房。


 俺はその美しい姿を、しっかりと脳裏に焼き付ける。


 両手でもてあそびながら、唇を下腹部へと滑らせていくと、のだめは新たな刺激への期待に腰を突き出してくる。


 支えきれない上半身をベッドに沈め、手のひらも唇の動きに合わせて細い腰へと滑らせてゆく。


 両腰にとまる、小さな蝶。指で摘んでゆっくりと解いてゆく。


 「あんっ……はぁん……」


 唇の動きをとめ、のだめの意識を俺の指先の動きに集中させる。


 蝶が解けて、肌が外気に晒されてゆくにつれ、のだめはそれだけで感じていくから。


 のだめを生まれたままの姿にしてやり、まだ中心には触れることなく、足首から中心に向かって両手と唇で触れながら、のだめを焦らしていく。


 そうすれば、のだめは自ら俺にむかって両足を広げて、その中心を愛してほしいとねだってくるから。









 俺の目の前には、すべてをさらけ出し、身をゆだねる女。


 両腕で太ももを抱え込むと、零れた体液とむせ返るような女の香りを漂わせる、俺をとらえて放さない甘い蜜壷。


 蜜を指に絡ませ、まずは全体をなぞる。


 神秘的で魅惑的なその形状。その襞に隠された甘い蜜を溢れさせる蜜壷に、真一は指をねじこんでゆく。


 つぷり。


 のだめの唇からは、さらに高い嬌声が零れる。


 くちゃ、くちゃ……。


 それに合わせて、蜜壷からはどんどんとあふれ出る蜜と、真一の指の動きにあわせた淫靡な音がベッドルームに響く。


 蜜壷の上部にある、可愛い真珠のつぶ。


 俺の指の刺激につれ、はちきれんばかりに膨らみ、触れて欲しいと誘うから、俺が迷わず舌先でつついてやれば、のだめは大きく腰を振り、悦びに震える。


 蜜壷のうねりを俺の指が感じる。抜き差しする真一の2本の指には、のだめの甘い蜜が溢れ、伝い流れてくる。


 ざわつく蜜壷のうねりと、のだめの喘ぎに合わせ、俺は指のストロークと舌先の動きに加速度をつけ、のだめを絶頂へと導く。


 「あっ、あっ、あっっ、ああああんっ!」


 のだめはその細い腰をがくがくと痙攣させ、四肢をびくんっ!とつっぱらせたあと、ぐったりと全身を弛緩させた。









 のだめの髪を優しく梳きながら、コイツの意識が戻ってくるのを待って、今度は愛しさを込めて、優しくキスをする。


 「真一クン……」


 「……欲しい?」


 「はい……くだサイ。真一クンの好きにしていいデスから……」


 はちきれんばかりにそそり立つ俺自身にのだめの溢れる蜜をまとわせ、ゆっくりとねじ込む。


 熱くて、俺自身を優しく抱きしめるように、それでいてざわざわと追い立てるように締め付ける感触。


 まずはしっかりと俺の中に刻み込むように、ゆっくりと味わう。


 ざわつくのだめの中に意識を持っていかれそうになりながら、俺はギリギリのところで留まっている。


 「はぁ……気持ちいい……」


 「あんっ、あああんっ、もっとっ……」


 のだめにねだられるまま、ストロークを広げて突き上げる。


 角度を変え、のだめの感じるところをこすりあげながら、俺はただ必死に腰を振り続ける。


 どこまでも真っ白な、もやのたちこめるような、ふわふわとした感覚の中を、のだめの喘ぎ声だけを脳内に響かせて、俺は頂点を目指す。


 のだめの喘ぎ声がワントーン上がる。


 「あっ、あっ、真一クンっ……いくっ、いくっ、いくっ、あああっ……」


 「のだめっ、んっ……」


 俺は、のだめのその恍惚の表情を白んでいく脳裏に刻み込むと、抑制していた欲望を解き放ち、のだめの胸へと倒れこんだ。




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