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2.提示部>>> 恋人になって、二人の関係が深くなるにつれて分かったこと。 真一くんは意外と短気であまえんぼうで、のだめに対して腹を立てると、ストレートに言ってくるし、ガンガン自分の気持ちをのだめにぶつけてくる。 顔を真っ赤にして、大声で怒鳴っている真一くんはカミナリおやじみたいで、あの世間ではクールな黒王子と言われている真一くんとは別人って思うと、実はのだめ、怒られてるのにカワイイって思っちゃうんデス。ゲハ。 それに対してのだめは、怒りという感情を表に出すのが苦手なんデス。 決して真一くんに言葉でぶつけたりしないし、小さな怒りであれば、そのまま真一くんに気付かれずに終わってしまう。 のだめは内側に不満を溜めたままだから、それがどんどん積み重なっていくみたいなんデス。 そして、今回みたいにどうしても許せないって我慢できないときは、真一くんの存在自体をなかったことにして、その場にはのだめしかいないみたいに振舞う。 シカトってやつですヨ。お仕置きデス! のだめがフクレた。なにも、今このときにフクレることねーだろ。 付き合いだしてからわかったこと。 コイツは、普段は感情をどんどん表に出すくせに、俺に対して腹を立てた時だけは、できるだけ表に出さないようにする。 最初は、俺に対して腹を立ててることにすら気付かず、機嫌が悪いのかくらいに思っていた。 そのうち、こんなふうにのだめが俺を無視してフクレた状態に入ったとき、あ、俺に対して腹を立ててるんだなということがわかって。 自分が悪いと思えば、のだめをなだめるように言葉をかけたりもしたが、それでも完全シカト状態が3日も4日も続くと、俺はそれこそ逆ギレし、怒鳴り散らしたりもした。 でも、それが無駄なことだとわかって、しばらく放っておけば何事もなかったかのように戻るアイツに気付いてから、フクレのだめには、『近寄らず、触らず、空気のように接する』という対処法で乗り切ってきた。 だからって……、なぁ?今の状況わかってんのか? このままじゃ、どう考えたってまずいだろ? |